企業情報

こんなの欲しかった、なキュートな雑貨で華やかに

会社名 ランドポート株式会社 
ホームページ ランドポート株式会社 
住所 〒 101-0021
東京都千代田区外神田2-2-19 MKビル4F 
電話番号 03-3255-8388 
代表者名 傳馬 綾 
設立 1990年4月 
従業員数 8名(2007年12月現在) 
事業内容 ・ソフトウェアおよびデジタル関連商品の企画・開発・販売
・オンラインショップの運営 http://www.landport.co.jp/shop
・WEBシステム構築 ・デザイン・受託開発
・peekaboo事業部(子供服・雑貨小売事業) 
今後の事業展開
ビジョン
リアル店舗と雑貨販売の比率を半分ずつに高めていきたい。 
取引希望企業 当社の雑貨やグッズを扱いたい量販店さまなど 

代表取締役 傳馬 綾 

エージェントレポート
秋葉原すぐ近くにオフィスがあり、パソコン関連製品の企業だと思っていたので、女性が社長としって非常にびっくりしました。なにも知識がないところから、OLから転進して独立。そのバイタリティと動じない器に感銘を受けました。

(取材者:石川 香苗子) 

経営者インタビュー

貴社の事業内容をお教えください。
以前はデジタル黎明期から、コンシューマー向けソフト開発に取り組んでいました。
今はパソコンを購入するとOfficeなどソフトは自動的に入っています。
しかし、当時は全て自分でインストールしなければなりませんでした。
その際に使うコンシューマー向けソフトを開発し、
その他デジタル周辺機器の開発も手がけていました。
しかし、10年ほど前にその需要も下がってきたこともあって
現在のスタイルへと少しずつ近づけていきました。
当時はまだパソコンよりの雑貨が中心で、
CD-ROMやCD、DVDについた傷や音とびを直せるソフトを開発していました。
雑貨の企画、輸入、販売、小売が今のメイン業務です。
もちろん、お客さまからご依頼いただいたソフト開発も行っています。
大学や社団法人から依頼を受けて特殊なソフト開発をすることもあります。
将来的には、雑貨まわりの業務へと完全シフトしたいと考えています。
なぜ雑貨を手がけようと思ったのですか?
家電量販店には女性は行きにくいですよね。
デジタルグッズやアイテムで、家電量販店においてあるものでも
とってもキュートで女性向けのものもある。
しかし、女性は目的がないと行きにくい。

そんな女性のために、家電量販店で売っているものをそこでは売らず、
お年寄り、こども、女性が行きやすい場所で販売できるよう、
販路を開拓しています。
今力をいれている商品はなんですか。
今年の冬に非常に売れたのが「Music Ear Muff」。
冬場女性がつけるマフにヘッドフォン機能を持たせました。
本当のリアルファーでつくり、プラザやフランフラン、タワーレコードなどで
販売しました。
家電量販店に固執せず、新たな視点で販路を開拓すれば見つかるのだなと
思いました。
この商品は2010年だけでなく、2008年、2009年と少しずつ実績を積んで
認められてきた商品。
おかげさまで、2010年はたくさんのTVや雑誌にも取り上げられ、非常にたくさん売れていきました。

2010年夏のイチ押しは「Bun Bun eco Light」とブックライト。
「Bun Bun eco Light」LEDの懐中電灯で、ぶんぶん振り回すことで充電ができる、というエコ商品です。
ブックライトは、電池式のブックライトですが、手に持ってベッドで本を読む時に役立ったり、
しおりとして活用されたりしています。

自分が買いたいかどうか、という発想を大切にし、色やデザイン展開をしています。
おかげさまでどの商品もメディアに取り上げられることが多く、売れ行きは好調です。
創業経緯を教えて下さい。
もともとパソコンすら触ったことがなくて会社を立ち上げました。
もう20年弱前のことになります。当時パソコン業界は黎明期で、
参入しやすかったんですね。業界自体も生まれたてでした。
それ以前は航空会社で地上勤務を勤め、バブルの頃手を広げた不動産会社に勤めていました。
しかし、その会社が厳しくなったため、起業。
当時ほとんどアメリカ製だったパソコンソフトや周辺機器に日本製のものを導入していきました。

会社を経営していて気をつけていることは
「自分を何屋か決めないようにしよう」ということ。
カラーがついてしまったら転換しにくい。
ですから、早め早めに先を読み、固執することなく新たな事業に転換していく
柔軟さを重視しています。
また、女性だったから得したことも多かった。「社長を出せ!」なんていわれたこともありましたが
事務社員のフリをして「今日はお休みです〜」と自分で言ったこともありました。
今までにピンチだったことも、資金繰りに窮したこともありましたが、
集中して乗り切ったと思います。
大変なことをやったらひとつ勉強になると思って、今では動じることはありません。
今後の事業展開をお教えください。
リアル店舗の運営と雑貨での売上比率を5:5にしたいと考えています。
現在、ラクーアや浅草ロックスなどでpeekabooというクロックスや子供服のセレクトショップも運営しています。
やはり、リアル店舗の信用は非常に大きい。その小売比率と雑貨での売上バランスを
よくしていきたいですね。

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