企業情報

ペットボトルで壁面緑化

会社名 有限会社みどりの産業 
ホームページ ペットボトル式壁面緑化はみどりの産業へ 
住所 東京都江戸川区南小岩3-19-18 みどりのロハスビル 
電話番号 03-3673-1469 
代表者名 小坂 正照 
設立 1998年10月6日 
従業員数  
事業内容 立体花壇及び自動潅水装置の設計・施工・管理 
今後の事業展開
ビジョン
エコロジストを増やしていきたい。
砂漠の緑化などを目標に世界的規模でのエコ企業を目指していきたい。 
取引希望企業 大手ゼネコン企業 

代表取締役 小坂 正照 

エージェントレポート
経営者としての一面だけでなく、真のエコロジストとしての生き方に感銘を受けました。
屋上緑化の先をいく壁面緑化を日本だけでなく、世界に広めていってほしいと思いました。
(取材者:児玉 英嗣) 

経営者インタビュー

壁面緑化とはなんですか?
主な壁面緑化の方法には、登はん補助材を用い、つる植物を登はんさせる『登はん型』。植物を壁面上部から下垂させる『下垂型』。植栽基盤を壁面に取り付ける『基盤造成型』の3つがあります。みどりの産業では、ペットボトルを植栽基盤に用いる『基盤造成型』の壁面緑化をしています。基盤造成型は、デザイン性が高く、取り付け直後から全面が緑化できるという特徴があります。尚、よりコストのかからない方法として、基盤造成型+登はん型の2段ロケット方式も考えられます。初期導入を基盤型で全面緑化しておき、地盤部に登はん型を仕込んでおきます。基盤造成型は、メンテナンス面でコストがかかりますが、登はん型の植物がしだいに壁面を覆ってくるため、メンテナンスのコストが削減できます。
もともとのお仕事は何をしていらしゃったのですか?
もともとはメーカーにいましたが、独立を果たし現在の会社を立ち上げました。
最初はガーデニングだけをやっていたのですが、どこにも受け入れてもらえず、まずは無料で幼稚園に行なうことで皆さんに知ってもらうようにしました。
その後徐々に皆様に好評を頂き、継続してもらうことができ、そんな中ペットボトルを使ったリサイクルと緑化の両面で環境に優しいシステムを開発することができたのです。
経営理念を教えてください。
都市を航空写真で見てみると、公園などの一部の緑を除けばアスファルトやコンクリートばかりの無機砂漠といえるでしょう。 オゾン層の破壊、二酸化炭素の大量排出におる酸性雨、そして地球温暖化・・・・ これらは、日本だけの問題ではなく地球全体の問題であり、年々加速度的にその深刻さが増してきています。 これまで私たちは、(大量生産)(大量消費)そして、(大量廃棄)を繰り返してきました。 生活水準が上がり、文化的な暮らしが出来るようになったと言われています。私たちの世代まではそれで良かったのかもしれません。 しかし、子供や孫たちの世代はどうでしょうか? 空気や水、そして土壌や生態系を正常に戻しそれらを含めた「リサイクルを完成させる」これが、私たちの考え方でその手段として植物を選びました。二酸化炭素を唯一酸素に変え、水を浄化し、土をよみがえらせるものが植物です。 みどりのの仕事は、子供たちに正常な環境を残すこと、それを彼らへの遺産相続と考えます。
最後に壁面緑化のメリットを教えてください。
人工物で覆われた都市では、壁面も大切な緑化空間のひとつです。壁面緑化は屋上緑化に比べて面積が確保しやすく容易に緑化が可能なことから注目を集めています。 また、都市都市緑化の自治体では壁面も緑化面積として認められるなど、緑化空間としての位置づけは高まっています。 壁面緑化に期待される効果には以下のものがあります。

・温暖化の緩和 屋上緑化同様、植物の蒸散作用や二酸化炭素の固定、輻射熱の低減などによりヒートアイランド現象や地球温暖化の緩和に貢献します。

・省エネルギー効果 建物を植物で覆うことにより、夏季における壁の温度上昇を抑制します。そのため、建物内の冷房効率を高め、電気代の節約につながります。

・空気の浄化作用 植物が光合成することにより、二酸化炭素や窒素・硫黄酸化物などの大気汚染物質を低減します。

・構造物の保護 直射日光を遮ることで壁材の急激な温度変化による膨張と圧縮によって生じるひび割れを防ぎ、酸性雨や紫外線の直接の影響からも壁面を保護します。

・落書き・ポスター貼り防止 壁を植物で覆うことにより、落書きやポスター貼りが困難になり街の美化につながります。

・当社オリジナル工法により、ゴミを減量できます。