企業情報

134ヶ国270言語対応で企業の海外進出をコンサルティング

会社名 株式会社クロスインデックス(CROSSINDEX Corp.) 
ホームページ 海外進出支援・翻訳・通訳・海外調査・外国人アンケート調査など134カ国270言語をカバレッジ―「株式会社クロスインデックス」 
住所 東京本社 東京都港区芝浦3-20-2 山楽ビル6F
関西営業所 兵庫県宝塚市伊孑志2-8-9 
電話番号 03-5848-2031 
代表者名 中村知滋 
代表者の趣味 写真を撮ること
☆海外出張の際は特にたくさん撮影しています。 
設立 1999年8月 
従業員数 50名
☆登録専門家数 10,325名 
事業内容 国内・海外の外国人・日本人専門家スタッフによる国際ビジネス支援サービス

◆コンサルティング・調査
…海外進出コンサルティング・調査・外国人マーケティング・アンケート調査・原稿執筆
◆翻訳関連サービス…翻訳・添削・校正
◆派遣関連サービス…通訳・企業語学研修・英会話等の講師派遣・イベント外国人派遣
◆編集関連サービス…リライト・編集・デザイン・テープ起こし
◆不動産関連サービス…外国人賃貸支援 
今後の事業展開
ビジョン
◆多言語web制作に力をいれたいと考えています。
◆国連加盟193ヶ国すべてにサービスを提供したいと考えています。 
取引希望企業 ◆海外に進出したい企業さま(現在は大手企業様中心です)
*1ページ数千円の翻訳なども承っております。お問い合わせください。 

代表取締役社長 中村知滋 

エージェントレポート
起業後、経営を委譲してコンサルティング経験を積んだというお話に本当にびっくりしました。学生時代の自分では考えられないこと。その判断が現在の躍進につながり、専門性と先見性に時代がついてきたのではという気がします。
今後さらに業容、カバレッジ国数が増えることがとても楽しみ。1ページ数千円の翻訳から受けてくださるとのこと、海外進出を図る企業には力強い味方なのではないでしょうか。

(取材者:石川 香苗子) 

経営者インタビュー

貴社は海外進出支援の老舗。強みをお教えください。
海外進出支援ビジネスにおいてフルサービスを提供できること、専門性が高いこと、
そして134ヶ国270言語をカバレッジしていること。
この3点全てを満たしていることでしょうか。

自社で7,200人以上の外国人モニターを抱え、アンケート調査・マーケティング〜通訳派遣、翻訳、
外国語パンフレットやwebの編集・デザイン、そして海外進出コンサルティングにいたるまであらゆるサービスをワンストップで手がけています。
国内外でリサーチャー、コンサルタント、アポインター、通訳、翻訳、コーディネーターなど
フリーの専門家とプロジェクトベースで提携。10,325人(2010年1月1日現在)の専門家を
抱えています。

また、大手シンクタンクでの経験を活かした専門性の高いコンサルティングも好評を博しています。

現在は内閣府、総務省、厚生労働省など公的機関をはじめシンクタンク各社、大学、メーカー、マスコミ、
広告代理店にまでご活用いただいています。
取引実績はこちらをご覧ください。
社長は工学系のご出身ですよね? 創業経緯を教えてください。
1999年、理工系の大学院生時代に起業しました。
小中学校時代はドイツにおり、帰国子女ですし外国人とのコミュニケーションは
苦になりませんでした。1999年当時、在日外国人留学生が増えていたことも、
アントレプレナーがブームだったこともあり、
在日外国人留学生向けに求人・仕事情報を提供する「有限会社留学生支援センターアイシー」としてスタート。
在日外国社会人向けにも情報提供するなど順調に事業を展開していました。

そんな中、大学院を修了する時期に。このまま事業を続けるか、シンクタンクで修行をするか
迷いました。結局、当社をいったん経営委譲し、国内大手シンクタンクに就職しました。
海外調査やコンサルテーションの経験を積み、2006年に復帰。
そこからコンサルティングの専門性、通訳の外国語クオリティを両輪であげ、
2009年度は昨対比200%成長を遂げることができました。
今後伸びると予想される国や地域はどこですか?
いわゆるBRICsが中心になりますが、中でもブラジル、サウジアラビア、
南アフリカをはじめとしたアフリカ各国は今後伸びていくでしょう。

ブラジルは、日本と同じ規格の地デジ周波数を導入したため日本企業の進出の可能性は大きいでしょう。
ブラジルでは自動車にエタノール燃料を使うため、自動車業界は苦戦しているようです。

中国はもちろん圧倒的強さを誇りますが、
政策により事業の進退が左右されること、人件費や原材料費の高騰は懸念せねばなりません。彼らは低コストで製品を作ることとマーケティングに優れており、
低コストに見せないパッケージングも非常にうまいと感嘆してしまいます。

今途上国ではモバイルでインターネットサービスを利用することが多くなっています。
国際送金をモバイルサイトで行ったり、自分の畑で穫れた農作物をモバイルの「トレーディングシステム」で高く販売するなど、
うまく商売をしているなと感じます。
"ものづくり大国"日本-日本企業が海外に進出するにあたり、考慮すべき点はどこでしょう。
オーバースペックすぎる製品は現地のニーズにそぐわない、ということです。
日本企業の多くは製品を作りこみすぎて高くなり、"この製品はここが優れている"と
アピールするのですが、そこまでのものは彼らには手が出ないし、必要ありません。

その点、中国企業は戦略がウマい。現地のマーケティングをしっかり行い、
低コストで現地のニーズに即した最低限のクオリティを満たし、
そして低品質に見えないパッケージングをする戦略をとっています。

日本のものづくり企業はそういった点を見習うべきかもしれません。
今後の事業展開をお教えください。
大きく3つ考えています。

まずは多言語webの制作。こちらは2009年にスタートしたばかりのサービスですが、
効果的なマーケティングツールとして活用していきたいと考えています。
当社ではすでに個人の契約webデザイナーやパートナー企業を抱えており、
また言語面でも翻訳できるスタッフがおりますので、数多くのニーズに対応できるはずです。

2つめは、事業のさらなる多様化。
"海外進出支援ビジネス"という本質的な軸をぶらすことなく、多様化していく予定です。

そして最後に、国連加盟国193ヶ国(2010年2月末時点)すべてをカバレッジしていくこと。
あらゆる国への進出を支援し、ボーダーレスな世界を実現できるよう尽力していくつもりです。

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