企業情報

「ネーミング」で日本企業の世界進出をバックアップ

会社名 株式会社 ノーメンジャパン(Nomen Japan) 
ホームページ 世界のリーディングカンパニーのネーミングをサポート-「株式会社 ノーメンジャパン」

All Aboutプロファイル「島田 千草」-「ネーミング」 
住所 〒136-0072 東京都江東区大島1-2-1-3206

<ノーメングループの世界活動拠点>
東京、パリ、ロンドン、ニューヨーク、デュッセルドルフ、ジュネーブ、
ミラノ、バルセロナ、ストックホルム、ザグレブ、アムステルダム、
ヘルシンキ、上海 
電話番号 03-5626-6955 
代表者名 島田千草 
設立 2005年5月17日 
従業員数 3人 
事業内容 ☆新商品・新会社・新サービスをリリースする際のコンサルティングを手がけています。
・ネーム開発(ネーミング)
・ブランド戦略立案(ブランディング)
・マーケットリサーチ 
今後の事業展開
ビジョン
より多くの企業さまにネーミングの重要性を伝えていきたいと考えています。 
取引希望企業 ◆新会社・商品・サービスのネーミングを検討中の企業さま 

代表取締役 島田千草 

エージェントレポート
建築中の東京スカイツリーが見えるオフィス。ここから世界へ通用するネーム(名前)を発信しているのだと感じました。たとえば、名だたる大企業の社名には創業経緯にまつわるストーリーがあるように、新しく発信する商品やサービスの名前にも世界的に通用するストーリーが必要なのではないでしょうか。


(取材者:石川 香苗子) 

経営者インタビュー

貴社の「ネーミング」。オリジナリティ溢れる事業ですが、詳しく教えてください。
いわゆる「コピーライティング」とは違います。
「商標+言語学=ネーミング」と考えていただければ良いでしょう。
言語学的視点ではどうか、マーケットとする国の言語の中でどう捉えられるか、
どこかの国で商標として登録されてはいないか等
ひとつのネームを広い視点で検討する必要があります。
日本語として響きがいい、意味が良いだけでは世界では通用しない。

グローバル化が進む今、ひとつのブランドを世界で統一して使う傾向が顕著です。
ブランド名だけでなくパッケージングまで同じというケースが増えています。
ある国では良い意味でも、別の国ではネガティブな意味を持つことも。
言語的評価として正しいか、その言語を使わない国でも伝わるか、
マーケティング、商標上、知財戦略上、国ごとの違いを加味しても通用するか
アドバイスしています。
Verbal Identity(言語的要素)とVisual Identity(ロゴなど視覚的要素)の
両方が合わさってBrand Identityは形成されると考えています。
なるほど、ではいまどのような業種からネーミングを依頼されますか?
IT系、ヘルスケア、ものづくりなどあらゆる業種からご依頼いただいています。
特に、簡単には商標登録できないようなすでに数多くの商標が存在する分野で
なかなか自分たちではいいアイデアが浮かばない分野からのご依頼が増えています。

近年B to Bビジネスの世界でより一層、ネーミングをはじめとするブランド戦略が
知財戦略の新しい柱のひとつとして重要視されるようになってきています。
どこの国へ進出するケースが多いでしょう。
欧米諸国はもちろんのこと、中国や東南アジアが多くなっています。
中国には北京語、広東語を代表とする6地方語があります。
そういった言語的に深い文化を持つ国への進出する際に
ご活用いただくケースが増えています。
中小企業が海外へ商品開発する際のポイントはありますか?
中小企業だからといってブランディングやネーミングを軽視せず、
しっかりマーケティングすることだと思います。
先日も秋葉原にあるIT系中小企業さまのブランディングをお手伝いしましたが、
やはりブランディングやネーミングの重要性をご理解くださっている。

「中小だから」「ウチなんて」とネーミングをあきらめるのではなく、
だからこそ世界で通用するブランドを策定することが重要なのではないでしょうか。
島田さんがノーメンに関わることになったきっかけを教えてください。
ノーメンはフランスが原点の企業でして、日本法人として2005年にスタートしました。
ノーメントップとの出会いは私がフランスでコンサルティング会社を起業した時のこと。
1996年に起業しましたから、もう10年以上の付き合いとなります。

子どものころから海外で働きたいという夢があった。
1992年、それまで働いていた衣料品商社をやめて渡仏し、語学留学。
当時はまったくフランス語をしゃべれませんでした。
それから半年後に就職活動をはじめ、コンランショップへ就職。
つまり、コンランショップ日本進出の総責任者を任されたんです。
コンランショップのニーズと私のキャリアがマッチしたんだと思います。
1993年9月〜新宿店のオープンと軌道に乗るまでいましたが
「私のサインが出ないと商品も人も動かない」状態。
トップであるコンラン卿の直下だったんです。そこでブランドの大切さを痛いほど知りました。

その後銀行でのディーリング業務を経て、クリエイトする仕事が好きで独立。
その最初のお客様のひとりがノーメンだったのです。
衣料品商社時代も海外ブランドとのライセンス契約の仕事をしていましたから、
ブランディング、ネーミングの重要性はとてもよくわかっていた。
だから、ノーメンのトップと「日本にネーミングビジネスを!」と意気投合して
当社を立ち上げたのです。
今後の事業展開を教えてください。
最近日本の企業は元気がないですよね。
ですから、日本の企業が世界に誇れるものを産み出す
お手伝いをしていきたいと思っています。
日本企業が元気になるためのお手伝いをしたいのです。

どうしても日本企業は営業重視。
マーケティングと営業が頑張って販売促進して、お客さんと信頼を築いてなんとか売る。
もちろんそれでもOKなのですが、ブランドは無形資産なんです。
ものづくりをアピールできるのがブランド。
ですからネーミングというポジションから日本のものづくりブランドを
全方位的にバックアップしていくつもりです。

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