企業情報

妄想ライセンス、山吹色のお菓子…ユーモアで"変態"し続ける

会社名 変態企業-株式会社カメレオン 
ホームページ 究極の自己満足主義! "山吹色のお菓子"、"妄想ライセンス"など時代に応じて面白いことを企画する"変態企業"-株式会社カメレオン 
住所 〒101-0021
東京都千代田区外神田6-16-3 国際6163ビル 3階 
電話番号 03-5807-6510 
代表者名 福留 洋之 
設立 2006年6月 
従業員数 5人 
事業内容 ◆ユーモア企画・WEB企画立案・プロデュース事業
【プロデュース例】
・「妄想ライセンス」…"ヨッパライ許可証""魔法使用許可証"などライセンスの発行・販売
・「山吹色のお菓子」…お中元・お歳暮・袖の下といえば。web販売・プロモーション
◆ブログ引越し代行事業
◆企業向けキャッチコピー、キャッチフレーズ作成(制作) 
今後の事業展開
ビジョン
■2010年度は「妄想ライセンス」のバリエーションを増やし、販路を拡大することに力をいれたいと考えています。 
取引希望企業 ◆妄想ライセンスの即売会をお考えの量販店さま
◆PRしたい企業さま 

代表取締役社長 福留 洋之 

エージェントレポート
あの、私、人生で初めてヘビに触りました…。さすが"変態企業"というだけあってオフィスもユニーク。カメ、ヘビ2匹、ヤモリ、野生のアフリカゴキブリ(←というのがペットショップで売っているらしいのです!)を飼っているカメレオンさま。ヘビとヤモリに触らせていただきました、しかも、ヘビにエサ、あげちゃいました。取材をしている間にも"新しいアイディアを思いついた!"とフロアでブレストが始まってしまうすばやさが、面白さのヒケツかも。今後も"妄想ライセンス"の「暴走」? ぶりに期待が高まります。

(取材者:石川 香苗子) 

経営者インタビュー

あの、「妄想ライセンス」と「山吹色のお菓子」って…。
注目していただき、ありがとうございます(笑)。
妄想ライセンス」は"ヨッパライ許可証""魔法使用許可証""巨大ロボ操縦免許証(遠隔型)"など、「こんなライセンスあったらウケる!」という許可証や免許証を勝手に制作し、
ご自身のお写真をいれて持ち歩けるカードです。無礼講で酔いつぶれたい日には
"ヨッパライ許可証"を、不思議ちゃんを気取りたい時には"魔法使用許可証"で周囲を
煙に巻いて…と、水戸黄門の印籠かのように利用いただければと思います。
こちらはおかげさまで、TV番組「スッキリ!」にも取り上げられ、
3/6・7・13・14には東急ハンズで即撮影、即販売会も催され、
2010年もっとも力をいれていきたい商品です。

また、「山吹色のお菓子」は文字通り時代劇に出てくるあの、袖の下。いわゆるワイロです(笑)。
ま、中身は胡麻風味の和風パイなのでご安心を…。社内政治やクライアントへ笑いをお届け
するのに一役買えること間違いなしです。

こんなことを本気で考えて、本気で商品化しています。
いつもこんな面白いことばっかり考えているのですか?
ハイ(断言)。当社のコンセプトは「Unique&Humor」ですから!
こういうくだらないことを考える時間をいかにもてるか、が大切だと思うんです。
それがオリジナリティや差別化につながる。

例えば、webの世界で大切なSEO対策でも検索エンジンに入力すると
「お歳暮 お菓子」では当社の「山吹色のお菓子」が1位。
「妄想ライセンス」はGoogleの急上昇ランキング1位になったこともあります。
これはweb制作を手がけているからこそ申し上げますが、
自社の商品が本当にいいもので本当に商品力があるものなら
勝手に外部のサイトがリンクを貼ってくれるし、メディアにも取り上げられる。
自社で本当に強いコンテンツをどれだけ産み出せるか、が大切なんです。

企業体力も景気も、業種・業態も関係ない。
「妄想ライセンス」なんてかけた広告費はたったの3万円ですからね。
そこから、日経MJにとりあげられ、TV、ラジオ番組6本と次々に注目されていった。
世の中で皆が考えている逆、皆が考え付かない新しいこと、面白いことを考える時間を
いかに作り、世の中の一人でも多くの人に面白がってもらえるものを創れるか。
より多くの層に楽しんでもらえるものを考えられるか。
当たった時のインパクトは大きいのです。
貴社は本来このようなプロデュース業がメインだったのですか。
いえ、元は個人ではじめたweb制作業が主体でした。
2009年中ごろまではメイン事業はweb制作だった。
しかしそれではweb制作で対価を得ることに必死になってしまい、差別化が難しい。
既存のことをこなすだけになってしまっていました。営業も自分1人で行っていましたし。

2009年は経営塾に通い、企業理念を見直すところからはじめました。
そこで当社の付加価値にしたいと考えたのが「ユーモア」。
ユーモアを付加価値として捉え、ユーモア企業としてのトップブランドを確立したいと
思ったのです。今まで世の中になかった業種を自ら創りだしていく
−自分たちで「ブランドを作ること」が非常に大切だと思うのです。
どれだけ面白いこと、自分が楽しめることを自社の"コンテンツ"として発信できるかが
ブランディングを決めるのではないでしょうか。
その結果当社の経営スタンスは大きく変化しました。
今までは自分たちから外へ営業する必要がありましたが、
今では外から人・メディア・お客さまが寄ってきてくれるように。
自分たちからオリジナルコンテンツを発信できる企業として事業フェーズを変えることが
できたのです。

「妄想ライセンス」も「山吹色のお菓子」も究極の自己満足、
面白いことを徹底的に追求した結果できた企画だと思います。
…って、結構真剣に企画しているんですよ(笑)。
では、ご自身もwebデザインがご専門?
今でこそそうですが、元はトラックの運転手。異業種なんです。
はじめは一生トラックの運転手をしようと思っていた。
スキルがなくても免許さえあれば仕事ができるし、手軽。しかし、ある時気づいたのです。
−「年をとったら、荷物が持てなくなる」と。
そこで、今から10年前ぐらいに手に職をつけようとシステム開発会社に転職。
これがまた、今のトレンドからは遠い汎用機系(COBOLなどの言語を用い、銀行など金融系システムの統合などに使われる)の開発。
その頃、週末起業家として副業で始めたのがweb制作でした。
もともと絵を描くのも好きでしたし「本業の他にお小遣い稼げたら…」と思ってはじめた
クリエイティブな仕事。気づいたら楽しくなってしまって、本業になっていたんです。

ま、独立した本当の目的は「自分が一番楽しく、自由にやりたい!」ということ。
この主軸をとおしていくつもりです。
本年度の事業展開についてお教えください。
妄想ライセンスをより一層拡販していきたいですね。
もちろん、ライセンスのバリエーションも増やしたいですし、
今とは違う形態での展開も新たな販路も求めています。
例えば、ティーンズの女の子向けに「前略プロフ」と絡めてモバイルで活用できる
ライセンスを考案してもいいですし、「ワガママ許可証」など女性向けライセンスを増やしてもいい。

特に購買を支えるのは女性ですから、女性がカワイイ! 使いたい! 
と思えるものをどんどん提供していこうと思います。
どんどん変化していきたい。どう変化できるかに、自分自身がワクワクしています。

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