企業情報

GPS携帯でメンバーの位置を知る。1万円以下でマーケティングまで

会社名 ナビッピドットコム株式会社 
ホームページ 「ナビッピドットコム株式会社」−ナビッピドットコム・ここっぴ・DP2など地図情報・位置情報で世の中を便利に 
住所 〒108-0014 東京都港区芝5-30-9 藤ビル8F
◆子会社(中国上海)
納威辟(上海)軟件開発有限公司 (Navi-p.com Shanghai Co.,Ltd)中国上海市浦東新区商城路738号 勝康廖氏大厦909室 
電話番号 03-5730-6631 
代表者名 篠崎  登 
代表者の座右の銘 「何があってもあきらめてはいけない!」
Pioneerで事業撤退を経験した時、くやしい想いをしました。しかし、おかげで今の当社があります。この言葉を胸に前に進んでいます。 
設立 2002年9月18日 
従業員数 50名 
事業内容 ◆位置情報サービス
◆地図情報サービス
◆上記を基にしたシステム開発ソリューション
◆携帯向けコンテンツサービス
◆人材派遣【一般労働者派遣事業 般13-302795】 
今後の事業展開
ビジョン
◆中国での子会社を基点にグローバル展開を図る予定です。
◆3.9G、4G携帯電話登場に備えてリッチコンテンツの企画・開発・拡販に努めるつもりです。
◆当社パッケージとシステムソリューション部門の連携を強化するつもりです。 
取引希望企業 ☆1名で営業する個人事業主さま〜数百名単位の販売・配送・営業部隊をお持ちの企業さま
*営業メンバーの位置情報把握〜セールスマーケティングまでお使いいただけます。 

代表取締役社長 篠崎  登 

エージェントレポート
ニコニコと温和で、やさしく話をしてくださる篠崎社長。取材の際もていねいにお話していただきました。そんな社長が二度の事業撤退という悔しい思いをしていたことに驚き。ナビッピドットコムさまの発展は、そんな社長の強い意思と推進力が花開き発展してきたのだと感じました。

(取材者:石川 香苗子) 

経営者インタビュー

ナビッピドットコム、ここっぴ、DP2とオリジナル製品が豊富な貴社。特徴を教えてください。
はい、自社オリジナル製品を持っていることは強みです。
Pioneer社からMBO(マネジメントバイアウト:事業ごと部門長が買い取ること)
にてスタートした会社。ですから、製品力・企画開発力には自信があります。
自社製品を基に、携帯電話キャリアさま向けのコンテンツ企画開発、ご提供や
各企業さま向けにカスタマイズしたモバイル・Web・基幹系システムの
ご提案・開発もお請けし、各企業のセールスをサポートしています。
今力をいれている”DP2”。どのような機能なのですか?
携帯電話のGPS(衛星電波を使い所在位置を調べるシステム【全地球測位システム】)
機能を使い、営業・販売・配送ドライバーなどの位置を把握できる新ASPサービスです。
携帯電話を持っているだけでメンバーの位置を把握でき、プレイングマネージャー向けに
携帯でメンバー検索・管理も可能。日付入り写メール日報も作成できます。
また、管理用PCではメンバーごとの移動エリアを地図で把握・分析もできるため、
営業戦略の策定にも効果的です。
ドコモ、au、ソフトバンク3キャリア対応。位置情報サービスで3キャリア対応なのは
"DP2"だけです。

必要なソフトをダウンロードするだけなので、使用方法も手軽。
管理用PCは5,250円、携帯電話1台1,470円、合計6,720円から導入できますので、
個人・法人とお客さまを選びません。
ご夫婦で事業をしている方から数百の配送ドライバーを抱える大企業まで
幅広いユーザーニーズに応えています。
1台5,250円! 携帯1人分1,470円! 他にはどのような導入先がありましたか?
個人で事業をされているお1人の経営者さま〜何百人と営業部隊を抱える大企業まで
幅広く導入していただいています。海上保安庁や大学の研究施設でも導入されています。
海の上で携帯電話の電波が入るか計測するため、アライグマの背に設置し生態系の調査をするため、
川の流れる向きを調査するため。私も思いつかない使用法があり、驚くことが多いです。

一般的には、警備会社、バス、タクシー、運輸、配送、電気工事、営業・販売部門、
自動車教習所、印刷、製造(化学、電気、機械、冷機、食品、薬品)
などに使われています。
事業のきっかけはPioneer社からのMBOとお聞きしましたが?
はい。Pioneer社で営業そして営業企画職をしていました。
ナビッピドットコム事業立ち上げに関わり、その後事業撤退が決まったとき
MBOして設立したのが当社です。

営業時代は広大な北海道を担当。車でも電車でも非効率的で困っていました。
顧客や担当エリアの優先順位をつけ、行動をデータ化し分析できる仕組みがあれば…
そう思って提案した新システムが「Sales Force Navigator」。
PHSで位置情報を得るシステムでした。
営業部門職から一転、プロジェクトリーダーとして開発をけん引し、
1パッケージ10〜15万円で1600パッケージ売りました。1999年のことです。
webが未発達の時代でしたので「webで見られないの?」と。
そこでweb上での地図描画速度を4〜5倍に高め(地図はひとつひとつが画像の時代だったんです)
webで使えるようにしたのが、現在の社名でもある「ナビッピドットコム」。2001年リリースです。

ところが前身のサービスも、ナビッピドットコムも事業撤退を宣告…
悔しくて必死に販売・事業化し、MBOにこぎつけ当社の礎となりました。
では、今後どのように事業展開される予定ですか?
中国子会社を基点とし、まだまだ携帯電話の普及・発展が予想される中国での拡販、
また、3.9Gなど新携帯電話の登場に備えてリッチコンテンツのマーケティング・企画・開発を
急がねばなりません。
そのために2010年度はまず、自社パッケージ部門とシステムソリューション部門の連携を
スムーズにし、DP2の市場ニーズを余すことなく吸い上げて行きたいと考えています。

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