企業情報

オセアニアンワインを手軽にみなさまへ-ワイナリーと直接交渉

会社名 株式会社ゴーディアンワインズ 
ホームページ オーストラリア・ニュージランド産ワインを輸入・販売・バールも運営「ワイン屋」-株式会社ゴーディアンワインズ 
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-20-16 
電話番号 03-5348-2506 
代表者名 片桐達也 
設立 2001年 
従業員数 3人 
事業内容 ◆オーストラリアワイン・ニュージーランドワイン・オーストラリアンチーズの輸入・販売
◆輸入したオセアニアワインをその場で楽しめるバール「ワイン屋」の運営 
今後の事業展開
ビジョン
今のように堅実に誠実にお客様へ情報提供していきたいと考えています。
また、1年1店舗ペースで店舗も増やしていくつもりです。 
取引希望企業 ◆オセアニアンワインを扱いたいレストラン、ホテル、免税店など 

代表取締役社長 片桐達也 

エージェントレポート
私はワインが飲めないので、味の違いがわかりません…というようなお話をしたところ、苦味、甘味、酸味、うま味などについて詳しくお教えくださいました。ていねいに情報を伝えていこうという姿勢がお客様にも伝わっているのかもしれません。今後もオセアニアンワインのファンが増えていくことを願っています。

(取材者:石川香苗子) 

経営者インタビュー

ワインの輸入、販売、ネット通販を手がける企業は多いですよね、貴社の特徴を教えてください。
そうですね。当社の特徴は大きく3点あると思います。
まずひとつめはオセアニア地方のワインに特化していること。
ふたつめは、プライスレンジが低いこと。
そして、三点目は薄利多売ではないということですね。

オーストラリアはおいしいワインを安くで提供することができます。
一般のワインよりもかなり安いんです。
それに、仕入れや在庫回転で工夫をしていますから
値下げすることなく良質なワインを提供することができるのです。
お客さまは一般ユーザーが中心ですか?
いえ、意外に法人のお客様が多いですね。
海外の免税店や宅配ワインのコーナー、ホテル、レストランなどに卸しているんです。
もちろん当社インターネットサイトにてご購入くださる一般ユーザーも多数います。


観光市場では「貴腐ワイン」(通常より糖度が高く、とろりとした白ワイン。
中世、ブドウの収穫が遅れたことによって偶然できたため"高貴なる腐敗"の略として呼ばれている)がよく売れます。
ヨーロッパの価格の1/3で販売することができるんです。
そういったワインを旅行代理店などと提携し、免税店に卸しています。
良いワインを卸すための工夫はありますか?
外貨をうまく活用していることと、自社でバールを持つため在庫回転がはやいこと、
そしてワイナリーに直接交渉することでしょうか。
酒販免許のうち卸し、通信販売、小売に関わる3つの免許を持ち、
あらゆる販売形態に対応できるようフレキシブルな事業展開をしています。
特に西新宿にバール「ワイン屋」をオープンしてから在庫の回転を早くすることができました。
海外のワイナリー開拓は意外と簡単なんです。オセアニア地方にワイナリーは2000社あると
言われている。そのうち300社分は日本に継続的に輸入されていると考えて良いでしょう。
当社では、現地のワイナリーオーナーと直接交渉し10社ほどとお取引いただいています。
税関手続きやオーダー、コンテナの手配も商社などを通さずすべて自社で行っています。
なぜ、オセアニアワインを手がけようと思ったのですか?
もともと旅行会社に勤めており、20代の頃8年間オセアニアに滞在していました。
現地では、水よりもワインが安かったりする。20代で若かったですから、
安くておいしいワインをたくさん飲み歩いているうちに好きになったんです。
向こうだと、ワインは3ドル、焼酎は6ドルぐらいします。
メーカーにも流通にも近い位置にいたかったので、卸の仕事をはじめました。
インポーターとして自社できちんと在庫(商品)を持ち、
直接お客さまの喜ぶものを提供したい。
この仕事は旅行代理店以上にお客さまのお声に接することができるんです。

ワインは腐ることがないので扱いやすい点も魅力でした。
オーストラリアは移民が多く、若い国。まだ建国200年なんです。
イギリス、フランス、イタリア、アジアなど各国からの移民がいる。
アジア人の場合、クラスに2〜3人はいるような感覚ですね。
ですから、食文化の広がりは凄いものがありますし、日本の22倍の国土もある。
若い国のため規制もゆるく、ワインを作るだけの良質な土地もある。
ワインが作りやすい土地と文化だったんです。
ヨーロッパと違ってどの土地にどんな品種のブドウを植えても、
どのようなブレンドでワインを創ってもOKです。

人間が「旨い!」と感じる味は、甘みと酸味の配分が5:5。
「フルボディ」タイプのようにじっくり熟成させる必要がなく、できあがってすぐ飲める。
手軽においしいワインを創ることができますから、安く提供できる。
世の中のニーズにもあっているんです。
消費者はネットの普及により情報に敏感になっています。
ですからその要望に応えられるよう今後もより一層正しい情報を提供していきたいですね。
今後の事業展開をお教えください。
まずは、今の状態を永続的に維持していくことですね。
そして、1年に1店舗ずつぐらいのペースでバールを増やしていけたら。
ワインを飲む人口は変わりませんから、マーケットを増やすことは難しい。
ですが、オセアニアンワインの認知度を高める努力をしていきたいですね。
オセアニアワインと自社輸入に共感してくださる方は多いですからそういったファンを
大切にしていきたいですね。

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