企業情報

オリジナルデザインアトリエでかけがえのないジュエリーを

会社名 K369 
ホームページ ジュエリーデザインアトリエ「K369」 
住所 〒153-0041 東京都目黒区駒場3-6-9 
電話番号 03-3481-6319 
代表者名 矢崎 文 藤原 裕子 
設立 2009年4月2日 
従業員数 2名 
事業内容 ◆オリジナルデザインジュエリーの企画・デザイン・卸し・販売など
◆デザインジュエリーアトリエK369の運営 
今後の事業展開
ビジョン
ひとつでも多くの仕事を通して、経験を積んでいきたいと考えています。2010年は海外進出も決まっています。 
取引希望企業 ◆OEMでジュエリー企画をしたいブランドさま
◆ブライダルジュエリーなどをお考えの方 

代表 矢崎 文 藤原 裕子 

エージェントレポート
アトリエの中は美しいホワイトで統一され、落ち着いて制作に集中できそうな空間。とてもおしゃれで素敵だと感じました。お2人の完成の融合で様々な作品が生まれていくことがとても楽しみです。

(取材者:石川 香苗子) 

経営者インタビュー

アトリエ、とても素敵ですね。
このアトリエは2人の作業スペースとして使っています。
席がいくつかあり、知り合いのクリエイターや作家に貸し出したり、技術の共有を行ったりしています。
友人が体験工房に来ることもあります。

矢崎も藤原も美大を卒業しています。
矢崎は大学時代建築を選考していました。しかし、建築は指示を出す側。元来自分の手で作るほうが好きだったため、
彫金に可能性を求め、ジュエリー専門学校へ行きました。
一方藤原は、鍛金を選考していましたが、手元で作業できるものを手がけたいと考えました。
そしてジュエリー専門学校へ。
同じ選考だった同級生は車のモデルを作ったり、ジュエリーを手がけたり、作家になったり、
大学に残って教職の道に就いたりしていることが多いようです。

互いに転進したジュエリー専門学校で、同じクラスとなったのが縁です。
アトリエを持とうかという話になって、意気投合しました。
互いに方向性も違うし、作るものも真逆。
しかし「共同アトリエやらない?」と声をかけたときに「やる!」と即答してくれたことが
今につながっています。年をとれば取るほど動きが鈍くなっていく。
若いうちなら失敗しても修正できる。そんな動きの機敏さが合ったのだと思います。
工具をシェアし、アトリエを持って楽しく作品を作っています。
2009年4月にアトリエを持ったので、はじめて1年目となります。
どのように集客しているのですか?
今は展示会が中心です。年に何回か展示会へ出展して、お声をかけていただいています。
セレクトショップや宝飾店に卸していただいたり、アパレルブランドのアクセサリーラインのひとつとして
OEM生産することもあります。
新しい会社企業の記念品として使っていただくこともありました。
OEMの仕事は、要望を聞いてそれに合うものを作っていくという点で非常に勉強になります
K369の由来を教えてください。
Kは駒場のK。数字は、住所の番号からとりました。
駒場のKとカラットをかけています。
K369は360/1000。つまり、36.9%しかありません。
ジュエリーとしての価値は低い。
ジュエリーは高価なものですが、その人にとって価値があるものなら
使う人にとって大切なものを提供していきたいという想いで
名づけました。どんなものでも、使う人にとって大切なものなら、かけがえのないものだと
考えています。
どのような作品を作ることが多いのですか?
2人それぞれのオリジナルブランドと、一緒に作るブランドの3つを展開しています。
矢崎のブランドは「SHAFCA」といい、幾何学的な図形モチーフを使った独特のデザイン。
藤原のブランド「EUCO」は、SUSHI CHAINやMEMORIZEシリーズなどメッセージ性の強いデザイン。
口に出してなかなかいえないことをジュエリーという形で表現しています。
2人一緒のブランドではシンプルなデザインが中心。
カップルお2人のシンプルなデザインリングやピンキーリングを作ることがあります。
上質なものを低価格で提供しようとベーシックなラインを展開しています。
その他には安価で良質な金属であるスズ合金を使って1,000円台〜3,000円台の
アクセサリーも作ります。
ミニバッグのチャームや、洋服のボタン、コートの後ろにつける金属製のタグなどの場合もあります。
また、世代的に結婚する友人が多いので、結婚指輪や婚約指輪を頼まれることも増えています。
要望を聞いてオリジナルのものを10万円ぐらいから安価に作ることができます。
1ヶ月弱〜2ヶ月、3ヶ月ぐらいあればフルオーダーで細かい指示にも対応できますよ。
今後の事業展開を教えてください。
海外展開を予定しています。
矢崎は、ニューヨークに作品を持参し、藤原は上海に出す予定です。
エージェントを通してブランドを海外で扱ってもらう予定です。
中国の大きなアパレル展示会に出展し、ベンチャー企業向けのブースでジュエリーブランドとして唯一
扱ってもらえることになりました。
これからも、新たなチャレンジをどんどん行っていきたいと考えています。

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