企業情報

毎日をオシャレに。レッグウェアで心も華やかに

会社名 有限会社クリエイトミュー 
ホームページ かわいいソックス/タイツ/スパッツ/レギンスなら「有限会社クリエイトミュー」 
住所 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-39-15 
電話番号 03-5365-3967 
代表者名 齋藤 麻美子 
設立 1985年 
従業員数 4名 
事業内容 服飾・衣料の企画・製造・販売
☆レース入り、水玉、サンダル用などかわいいレッグウェアを企画・デザイン・販売しています。 
今後の事業展開
ビジョン
レッグウェアにユニバーサルデザインを取り入れ、どのような方でも身近に毎日履きやすく、そしてオシャレを取り入れられる製品を作っていきたいと考えています。 
取引希望企業 ◆当社のレッグウェアを扱いたい販売店さま 

代表取締役 齋藤 麻美子 

エージェントレポート
デザイナーの発想源の凄さを実感しました。自分の積み上げてきたデザインと経験に誇りがあり、ひとりひとりの糸、職人さん、編み機、工場にまで思い入れがある。だからこそ、いつ誰が履いても心地いいレッグウェアができるのだと感じました。

(取材者:石川 香苗子) 

経営者インタビュー

創業のきっかけを教えてください。
独立前は、3年間くつした専門にデザインをしていました。
さまざまな会社のOEM商品としてくつしたデザインをしていました。
その中で関わってきたお客さんから
「会社にしてよ!」と言われたのが始まりとなります。
与えられたらそのことに対して一生懸命やるタイプなので、
その姿勢が伝わったのかもしれません。
「会社と取引してるんじゃない、あなたと仕事がしたい」
と、仰っていただき、仕事になっていきました。

創業当初はちょうど結婚直後で、
家の台所に机をいれてデザイン仕事をしていました。
ありがたいことにそれからずっと、こちらからの積極営業をしたことはなく、
長い間取引が続いている状態なんです。
自分が卒業した専門学校の先生を囲む会に参加して、
デザイナーと知り合い仕事をもらったりしました。
現在もOEMのお仕事が中心ですか?
1985年の創業から、長くOEMの事業をしていました。
しかし、お客さまからオリジナル商品も作ったら? とご要望いただき
2005年4月に銀座三越「クリエイター展」でコーナーの1つとして出店。
その後、2006年8月からは広島三越での本格出店もスタートしました。
メディアにでることも多く、展示会に出るたびに注目していただきました。
デザインにおけるこだわりを教えてください。
「普通でなくていい」ということですね。
デザインはもちろん、履き心地も徹底的に追求するのです。
履き心地を追求するために「機能素材」を使うこともあります。
「機能素材」とはスポーツ用品に使うこともある機能面を重視した素材です。
遠赤外線や、特殊な機能を盛り込まれたアクリルなどを使用しています。
デザイン性も追求しながら、履き心地も良く、つかれにくいくつ下なんです。
脚をすっきり見せるよう工夫を施した色や柄のスパッツ(レギンス)の
デザインも行っています。
私自身が一番気に入っていて、もう30年ぐらい自分の作ったレッグウェアしか
履いたことがありません。
デザインのヒントは常に自分のストックボックスの中にあります。
30年間作り続けてきたサンプルの数々が、デザインのヒントとなっています。
ストックボックスを引っ張りだして来て、
「あの時のあれに、あれを加えたらもっとよくなりそう」と組み合わせて発想のヒントに
なっていきます。
あの時、あの糸を使って、あの機械であの工場で作った…。
そんなことを全部覚えていて、デザインする時にビジュアルで浮かぶんです。
自分の背景にいる職人さんの知識や知恵があるからこそ、デザインできていると思います。
編み機が違うと同じ糸でもまったく違う仕上がりになりますし、
同じ編み機で同じ糸でも、携わる人が違うと違うできになります。
”この糸をこうしてあげたい”と、素材を生かすためにデザインをしています。


あえてトレンドは意識せず、普通でないものを作り続ける。だからこそ
「日常、毎日のクリエイトミュー」という当社のコンセプト通り、
古さを感じさせないデザインになっているのだと思います。
色、形、フォルムが「懐かしい」、「心のどこかで、いつか見た」とお客さまに言っていただくことの
多いデザインとなっています。
お客さまは、30代以上の方が中心となりますか?
そうですね。30代後半〜40代、上は50代、60代と幅広く使っていただいています。
親子3世代で買う方もいらっしゃいます。
たとえば、おじょうさん、お母さん、おばあちゃん。
ご家族みんなでカラフルにご利用いただくこともあります。
1足1575円する商品ですが、10足買ったり、1つのデザインを2色ずつそろえたりと、
皆さんでオシャレを楽しんでいただいています。

そんな方々のために、
最近では広島三越の企画で「変身コーディネート」を行っています。
25分で、ショーのように変身する全身トータルコーディネートをする企画です。
ファッションにおいて「レッグウェアはスパイス」であり、
単体で目立ってはいけないと考えています。
トータルコーディネートによってレッグウェアの上手な取り入れ方をアドバイスしています。
このコーディネートでは、変身するのは体でなく心。
デザイナーは単体としてデザインするのではなく、トータルとして着る方が
迷わなくて済む、コーディネートの中で活きる製品を作るべきだと考えています。

接客ではレッグウェアのコーディネートをお勧めしています。スパッツ(レギンス)などをうまく取り入れ、脚をスッキリ細くみせる工夫を施したコーディネートしやすい色や柄の提案を行っています。
今後の事業展開をお教えください。
私だからできるもの、を作っていきたいと考えています。
それは「ユニバーサルデザイン」。
障害のある方が、気持ちの明るくなるような色、デザインを展開していきたいと考えています。
しゃがまなくても履けるくつ下、華やかな色のレッグウォーマー。
そんな、人の心を変えるオシャレを提供していきたいと考えています。

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