企業情報

エンプラ加工のスペシャリスト集団

会社名 株式会社白崎製作所 
ホームページ 高品質・高精度の製品をスピーディーにご提供するエンプラ加工のスペシャリスト集団 
住所 東京都葛飾区白鳥4-1-12 
電話番号 03-3601-3155 
代表者名 白崎 将 
設立 昭和32年 
従業員数 50人 
事業内容 プラスチック加工全般
CAD・CAMによる設計・製作
熱硬化性樹脂の成形及び加工
センターレス研磨 
今後の事業展開
ビジョン
高品質・高精度にこだわり、迅速 
取引希望企業  

代表取締役 白崎 将 

エージェントレポート
熱く、昔話や思いを語っているのがとても印象的な社長でした。既存の概念に捉われず、新たな発想を生み出す視点は私も見習わなくてはいけないと思いました。

(取材者:中嶋 孝昌) 

経営者インタビュー

貴社の事業内容と特徴を教えてください
当社は、昭和7年に創業し、時代のニーズに合わせて得意とする技術を高め、製品に反映して参りました。現在は様々なプラスチックに対してのエンプラ加工を得意としています。中でもシリコンウエハーに関しては業界シェアトップクラスを誇り、多数の企業様から重宝されております。
時代に合わせて変化していくとは?
祖父の代から始まった当初はワニスチューブを、父の代にはベークライト、エポキシガラス積層棒、管を製造していました。旋盤、フライス、センターレス研磨、射出成型も過去にはお客様の要望から機械を導入したケースもありましたので、昔からお客様の目線に立って経営を行う理念は欠かさずに持っています。時代や技術が変化した今でも、過去に行っていた事業から、ちょっとしたことがきっかけで新しい仕事に繋がったりするので、祖父や父が行ってきた経営があるからこそ、今の自分達があるのだと思っています。そんな経験から自分が社長になったとき、他社に負けない技術や製品を得るべく、金型屋に修行しようと思いました。
修行時代のエピソードを教えてください
幼少の頃から父の仕事を見ていたので、仕事に対するイメージはある程度持っていました。
高校卒業を境に金型屋に就職し、夜学に通いながらでも技術を盗んで自社に持ち帰ろうと考えました。しかし、職人の世界は想像以上に厳しいものでした。勉強の合間を縫って、図面を読む勉強をしたり、整理整頓に励みむことで自分の存在をアピールしました。自分のこなす仕事を誰よりも早く終わらせることで、職人さんとの距離を縮め、少しでも教えてもらったたり、現場を見れるようにすることで、3年後にはある程度の知識はついていましたね。
壮絶な下積み経験をお持ちなのですね
金型屋に従事して5年が立った頃、自分の家に戻り、専務になりました。当時のプラスチック業界はどの企業でも、温度や湿度によって変形する製品に対して、多少の誤差にかまわずはめ込んでいくスタイルが浸透していました。金型を含む金属に関しては、そういった誤差が一切通用しないので、金型を学んだ私には違和感を感じ、まずはその誤差に対する意識改革をしようと考えました。当然、これまでの経験から仕事をして来ている職人さんから見れば「何をやってるんだ」と思われていましたが、諦めず、調整と検証を繰り返すことで、素材がプラスチックでも金属でも、誤差なく製品を加工していくことで、高品質な製品が出来上がり、製品に自信を持つことができるようになったと思います。

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