小規模企業共済制度（取締役の退職金）について。ビジネスマッチングができる企業PRサイト、プレジデントステージ。

はじめまして！社会保険労務士の野崎です。

千代田区の飯田橋で活動させて頂いております。

労働、社会保険あるいは労務管理に関する情報、その他周辺のお得な情報を経営者様向けに記載して参ります。

現在、年末調整真っ只中のこの時期ということもありますので、「小規模企業共済制度」について記載させて頂きます。

突然ですが、中小企業の経営者の皆様、退職金についてはお考えになられていますでしょうか？

「節税効果の大きい、社長さん、役員さん向けの退職金積立」のご紹介です。

この制度は、毎月の積立金額を１，０００円〜７０，０００円まで設定出来ますが、掛けた金額が全額がすべて「全額所得控除」となります。

現在、年末調整の時期となってきておりますが、掛けた金額が全額所得控除となります。

しかも１年間の前払いが可能となっており、例えば１ヶ月７０，０００円×１２ヶ月＝８４０，０００円を１２月中に納付すると、今年の年末調整または確定申告で、全額を所得控除してもらえます。

例えば、年収１，０００万円の方が毎月７０，０００円で加入すると、年間で約３６万円の節税効果が得られます。

役員の退職金を自社で積立していくことは資金繰りの面からも非常に難しいことだと思います。外部の機関を利用して積立してしかも節税効果が大きい本制度の利用を検討するのにいい時期だと思います。

国の機関ですので、安心です。

加入要件は、業種による人数のみです。

商業サービス業は５人以下、それ以外の業種は２０人以下であれば加入出来ます。

また一度加入してしまえば、従業員の人数が増えても継続加入出来ます。

お申込みはお近くの金融機関で簡単に出来ますので、お早めにお申込み下さい。