企業情報

「既存の価値観を変える」留学生インターン事業を推進

会社名 GLナビゲーション株式会社 
ホームページ ☆準備中です☆ 
住所 〒105-6027 東京都港区虎ノ門4-3-1城山トラストタワー27F 
電話番号 03-5403-8415 
代表者名 神田滋宣 
代表者の趣味 バンド
☆友人や以前の同僚・先輩たちとバンドを組んでステージに立つことも。
ドラムを担当しています。 
設立 2009年 
従業員数 7名 
事業内容 ◆人材採用コンサルティング
◆留学生向けインターンシップ
◆中小製造業支援事業 
今後の事業展開
ビジョン
留学生や工業高校生、フリーターなど世間での価値を疑問視されている層の
働く可能性を最大化できるサービスを提供していきたいと思っています。 
取引希望企業 ◆人材採用、書類選考、面接のプロセスに課題を持つ企業さま
◆海外からの留学生を本採用する前にインターンシップ生として受け入れたい企業さま 

代表取締役社長 神田滋宣 

エージェントレポート
神田社長は私と同世代。しかし、事業をスタートさせてまもなく
自社の差別化ポイントを明確にし、言語化しており、非常に驚きました。
自社ができるニッチなマーケットを詳細に分析、最大化すること、
そしてその結果できた事業を推し進めること、この両方がうまく機能しているのでは
ないかと感じました。

(取材者:石川 香苗子) 

経営者インタビュー

社長は求人広告大手企業のご出身ですが、貴社の事業の中心はやはり求人ですか?
そうですね。確かに、求人分野も事業の一つです。
しかし、求人にとどまらず広く人材分野で事業を展開しています。
現在、メインとなる事業は3つです。

まず1つはご指摘のとおり、求人・採用コンサルティング。
メインのお客さまは年に1回、もしくな2〜3回採用するリテールマーケットの中小企業。
定期的な採用はしないけれど、急な欠員や数年に一度の若手採用があるお客さまが中心です。
こういった企業は、自社に人材採用のノウハウがなく、また、
リーマンショック以降の不況で人材業界が手をつけていないマーケット。
このお客さま郡と丁寧に向き合っています。
求人広告の出稿内容に関するアドバイスはもちろん、採用したい人材像の明確化、
書類選考、面接、採用完了までフォローしていきます。
今まで100回以上中小企業の採用面接に立ち会ってきた経験を基に、
書類選考のコンサルティングや、面接の立会い、応募者の本質を見出すための質問など
ワンストップでサポートしています。
同じ人材でも、質問ひとつで引き出せる良さが変わってきます。
せっかく自社に合う応募者が来たのに、見逃したという事態にならないよう、
真剣にアドバイスしています。

2つめは、留学生向けサービス。
日本に留学している海外学生をインターンシップで受け入れるための支援をしています。
世界各地には、日本で働きたい優秀な学生がたくさんいます。
しかし、日本では受け入れ体制がなかなか整っておらず、
いきなり正社員で採用することに抵抗がある企業が多い。
けれど、優秀だと聞いているし採用はしてみたい。
そんな、海外学生の採用をハードルが高いと思っている企業が数多くあります。

そこで、正社員で採用する前にインターンシップとして受け入れる。
すると、採用側はリスク回避ができるし、学生側も日本企業の内面を知ることができる。
外国の優秀な方がきちんと能力を発揮し、活躍できる仕組みづくりをしたいと考えています。
今、中国系以外の留学生はかなり狙い目なんです。優秀層が数多く日本に集まっている。
事実、当社にインターンで来ている留学生は3人とも優秀。
1人はイタリア人で博士課程在学中の国費留学生、
もう1人はスリランカ人で実家が会社経営をしており、ビジネス志向が高い。
やる気もガッツも非常にあり、センスもある学生がたくさんいるんです。
最近では大手企業も留学生を受け入れはじめているので、今後もニーズは高まっていくと思います。
人材サービス、と言っても競合企業は多いですよね。貴社の強みはどこにありますか。
それは企業理念でもある「今までの既成概念を取り払って新しい概念を見つける」点にあると
思います。
考え方や価値観を変えると物の見方は変わってくると思います。
主に、仕事や働くといった面でそんなサービスを提供していきたいと考えています。
人材の中でも、上部の層は何もしなくてもヘッドハンターや人材紹介会社から引く手あまたな層。
けれど、フリーターや先に述べた留学生など底辺と言われる彼らにも可能性があるのではないかと
思うのです。

例えば、工業高校を卒業した18才は日本だとなかなか就職が決まりませんが、
中国では超エリートとされ、大変重要な人材となる。

派遣切りがメディアで騒がれ始めた頃、切られて怒る非正規社員にも、企業にも憤りを感じて。
だから自分もリクルート時代は非正規社員(契約社員)だったんですが
「日本一生き生き働く非正規社員」
って言う売り文句で営業していました。
非正規社員だって生き生き働いている、派遣切りされてるばかりじゃないんだって思っていました。
創業のきっかけを教えてください。
もともとは、起業するつもりなんて全然なかったんです。
実家が自営をしていてかなりシンドイ思いもしたので、むしろ起業だけはイヤだった。
大学に合計6年通ったんですが、当時はミュージシャンになりたくて。
僕はドラマーで、4人でバンド組んで。プロになろうと思っていたんです。
音楽事務所に顔を覚えてもらうために
ビミョーなアイドルのバックバンドをしたり、楽器を演奏しながらアキバを練り歩くイベントに参加したり、何でもやりました。
けれど、大学4年の8月になって「音楽ではメシ食えないわ」と思って。
今でも覚えてるんですけど、ちょうど8月15日の日から就活をはじめたんです。
もう「行きたいな」っていう会社の説明会やエントリーは終わってましたから、応募する術がないんです。
そこで、会社四季報を見て片っ端から電話をかけました。
職種はもう選ばず、営業。営業だったら時期に関係なくどの会社も欲しいかなと思って。

「わたくし、今就職活動している学生なんですけど、御社で一番生き生き働いている人を紹介してください、
御社で一番売れている人を紹介してください」

って、ガンガン電話かけ。自分で「1日3件まわる」と決めて企業訪問していったんです。
音楽じゃなきゃ人生つまんないだろうな…ってずーっと思ってたんですけど、
お会いした社会人の方々は意外と生き生きしていた。
結局、ベンチャー企業など3社を受けて3社とも内定をもらって。
そんな就職活動が楽しかったんです。
その中で、就職を仕事にしたいという思いと、生き生きしたいという思いの両方を満たせるということで
結局リクルートで3年限定の契約社員になることにしました。

入社してみてもちろん色んなことがあるんですけど
自営の実家を思えば「サラリーマン最高!」と思って(笑)
ですが、中でも一緒に仕事をしていて一番楽しいのは企業の経営者でした。
営業シーンでも経営者アプローチの方が、好きなことやって生き生きしている人を見ることができて楽しい。
なので、その過程で40才位で起業するんだったらありかなぁ…なんて思ってたんです。
そんな時、リクナビNEXTの編集長である黒田さんと週に1回ぐらいのペースで飲んでいて。
「絶対社長、やったほうがいいよ!」って後押しされた。
3年の契約満了ギリギリまで迷ったんですが、当時から交流のあったエルステッドインターナショナルの
永盛社長から「Makers-INってサイトを作るから関東地区の代理店やらない?」ってお誘いいただいて。
そんなご縁に恵まれて起業することになりました。
言葉の端々に「楽しい」「生き生きしたい」と出てきますが、社長にとっての「楽しさ」ってなんでしょう。
そうですね、2つあると思っています。
1つは、自分から責任を背負いに行くということ。
人から与えられた責任じゃがんばれないんです(笑)。
自ら背負った責任なら、最後まで責任が持てる。
そしてもう1つは、仕事を通じてこういう世の中を作りたいというビジョンを実現すること。
リクルート時代も、休みの日を使って仕事が決まらないフリーターや新卒学生を集めて
勉強会をやっていました。
その中で(大学に6年通ったので)
「神田さんと話をしていると、超スタートが遅れても自分でもできるんだって思いました」
と、声をかけてもらうことが増えて。
それをきっかけに「今までの価値観を変える」ことで世の中を変えたい、
それをビジネスにしたいと思うようになりました。
なんというか、人材紹介を好きになれないんですよね…。
単なるスキルマッチングだったり、何年なにをやっていた、何大卒以上、
そんな数字だけで人を見る世界が好きじゃなくて。
色んな人の可能性を変えたいな、と思ったんです。

その2つが楽しさの原動力になっています。
今後の事業戦略をお教えください。
世の中にある、さまざまな価値観を変えていきたいと思っています。
自分でマーケットを作るところから携わりたいと考えています。
高齢者サービス、仕事や働く価値の可能性の最大化、留学生サービス、工業高校向けサービス
大田区の中小製造企業向けサービス、営業職向け副業支援サービスなど
考えている事業は幅広くなっています。

今後必要になってくることは、人、流通、モノ、技術のすべてを国際化すること。
日本は各分野での国際化が非常に足りないので、推進していければと考えています。
マーケットそのものは大きくないけれど、ニーズはある市場。
既存の価値観の見方を変えることでそんな新・マーケットを作っていけたらと考えています。