飲食料品関連業,株式会社ノムラ,社長インタビュー,企業情報掲載ページ。ビジネスマッチングの場として企業をアピールしています。プレジデントステージ。

創業92年。食肉全般を帝国ホテル等主要ホテルに卸しています。

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会社名	株式会社ノムラ
ホームページ	「株式会社ノムラ」大手ホテルへの食肉卸で日本トップクラス
住所	東京都千代田区神田神保町1−15
電話番号	03-3291-5500
代表者名	社長　豊島一夫　専務　吉村不可止
設立	昭和23年4月5日 創業：大正6年（1917年） 個人精肉店として神保町の現在地に開業 ☆2009年で創業92年を迎えました☆
従業員数	40名
事業内容	◆加工食肉の製造・卸 ☆帝国ホテル等首都圏多数ホテルへ食肉全般を卸しています。 ☆帝国ホテルさまには、終戦後すぐからＧＨＱ向けの食肉の納入を委託されて参りました。現在は精肉だけではなくハンバーグ受託製造やＰＢのベーコン等も納品させていただいております。
今後の事業展開 ビジョン	60年以上お取引ある伝統的なホテルさまからの信頼を得続けることができるよう、ひとつひとつの製造、納品をていねいに行っていきたいと考えております。
取引希望企業	◆新規立ち上げホテルさま ◆新たな加工食肉の仕入れ先をお探しのホテル・結婚式場・宴会場さま

歴史と伝統のある貴社の事業内容を教えてください。

大正6年創業ですから、もう92年になります。
私は戦後まもなく、叔父が始めた個人の精肉店に入り、
魚や野菜も扱いながら取引先を切り開きました。
当時は配達にも苦労し、車はないため自転車で遠方まで行くこともありました。

現在は国産・輸入の牛・豚・鳥・羊・ジビエなど食肉全般について各お客様の要望に合わせてカッティングし、
またPBのベーコンやハムソーセージ等の加工品、ハンバーグの製造等をして
首都圏のホテル様に納品させていただいております。

調理人の皆さまが肉のカッティング技術を当社に勉強しにいらしたり、
1年がかりで新人教育のサポートをさせて頂いたりすることもあります。
また服部栄養専門学校で講師をしたこともあり、もうだいぶ前ですが
著書「肉屋さんが書いた肉の本」も好評をいただいています。

帝国ホテルと取引し、東京・札幌オリンピックに商品を卸せたのはなぜですか？

帝国ホテルの各料理長様とともに戦後の復興期を乗り越えてきたのが大きな要因です。

戦後直後日本が占領されていた頃、現在の帝国ホテルはＧＨＱの宿泊施設でした。
当時、知り合いのつてでそこの料理長と知り合い、取引が始まりました。
ＧＨＱが退いた後、帝国ホテルが再オープンし、
その料理長がそのまま帝国ホテルの料理長に就任されたため
引き続きお取引をいただくことができました。

その後、帝国ホテルとの取引が縁で
東京オリンピック・札幌オリンピック・ユニバーシアードの際に選手村に食肉を卸すことになり、
また大阪万博の時には東海道山陽新幹線の食堂車に
当社で製造したハンバーグも納めることになりました。

帝国ホテル様とはいろいろな思い出がありますが、
特に思い出すのはスライスベーコンの開発です。
村上氏が総料理長の当時、犬丸一郎元社長のこだわりもあり西洋人向けの
カリカリッとした味を再現することには苦労しました。
帝国ホテルの方々と共に何日も寝ずに働いていたこともあります。
歴史の一端を創ってきたという自負はあります。

数々の伝統的なホテルと取引できるのはなぜですか？

帝国ホテルに精肉を卸していることから、数多くのホテル様とつながりができ
取引につながっていきました。

特に東京オリンピックの選手村納入には準備が1年間かかりましたが、
その時にたくさんの調理人の方々と人脈ができました。
東京オリンピックに間に合わせようとしたホテルニューオータニ様、
その後京王プラザ様とも取引をスタートすることができました。

また、新しくホテルがオープンする際、懇意にしている調理人の方が
料理長として就任するケースも多く、信頼と実績を評価いただいてお取引いただいています。

主要なお取引先を教えてください。

帝国ホテル、ホテルニューオータニ、京王プラザホテル
パレスホテル、山の上ホテル、ヒルトンホテル、キャピトル東急ホテル
八重洲冨士屋ホテル、東京ドームホテル、メトロポリタンホテル、相鉄ホテル
シェラトンホテル、横浜ロイヤルパーク、東京ディズニーランド、
丸の内ホテル、ホテルグランドパレス、ハイアットリージェンシー東京、
八芳園、小川軒、東郷記念館など約300社様になります。

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